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「おおいたキッズ プログラミングコンテスト 2025」 表彰式が開催

目指せ未来のクリエイター!

2025年11月29日(土)、大分市東春日町の未来の杜 Play Fieldにて「オーイーシーpresents おおいたキッズ プログラミングコンテスト 2025」の表彰式が開催されました。次世代を担うクリエイターのたまごである小学生たちは、どんなデジタルコンテンツを創り出したのか。意欲的な受賞作品と審査員のコメントなどをご紹介します。

コンテスト開催概要

本コンテストはテレビ朝日およびサイバーエージェントグループが共同主催する全国小学生プログラミング大会「Tech Kids Grand Prix 2025」の地域連携大会。大分県内在住の小学生に、ものづくりの楽しさを体験してもらい、将来のIT人材を育成することを目的として実施されています。

県内の小学生から16件の応募があり「掲げる夢や実現したい世界観」=ビジョンと「夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品」=プロダクトが審査されました。

名称:オーイーシーpresents おおいたキッズプログラミングコンテスト2025
主催:大分朝日放送株式会社
協賛:株式会社オーイーシー
応募資格:大分県在住の小学生
テーマ:テーマは特に設けていません。
募集作品:コンピュータプログラミングを用いて開発されたオリジナル作品
(ロボットや電子工作等特殊なハードウェア、または特定のハードウェアを必要とする作品は不可)

受賞作品

最優秀賞「ずんだ・ゲート・オブ・ウォー」

米光 亮太(よねみつ・りょうた)さん|小学6年
開発ツール:Scratch

概要

この作品は、ずんだもんを操作して敵を倒すアクションゲームです。プレイヤーはずんだもんを動かし、次々と迫りくる選択肢を選んでボスを倒すことを目指します。

操作方法

ゲームをスタートすると、画面の上から選択肢が流れてきます。左右矢印キーでずんだもんを操作し、選択肢に照準を合わせます。選んだ項目によって兵の数が増えたり減ったりし、銃の威力が高くなったりもします。

作品にかける思い

広告でよく見るゲームを、自分で作ってみたいと思ったのがきっかけです。このゲームを通して、プレイする人が思わず「なんだこれ!」と笑ってしまったり、単純な操作でスカッと爽快な気分になってくれたらしいです。元のゲームを知っている人にも楽しんでもらいたいです。

審査員のコメント

画面上から流れてくる選択肢にずんだもんを合わせて兵力や攻撃力を変化させながらボス撃破を目指す、広告風ゲームの体験を自分なりに再構成している点が特徴的です。

特に左右キーのみのシンプルな操作性により、誰でもすぐ遊び始められるよう工夫されています。 選んだ結果が兵の人数や火力として即座に反映されるしくみにより、判断の影響を試しながらテンポよく遊べる設計になっています。


優秀賞「簡単に学べる外国語アプリ」

石井 咲羽(いしい・さわ)さん|小学5年
開発ツール:Scratch

概要

外国語(英語、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語)を「聞いて」「しゃべって」「書いて」学ぶアプリです。

操作方法

学びたい国名を選択し、入力バーに翻訳したい日本語を入力、翻訳された外国語を「聞いて」「口に出して」「書いてみる(Bキーを押す)」ことができます。書いた文字を消す機能(Cキーを押す)をつけているため、繰り返すことが可能です。勉強を始めて5分後には、休憩タイムとしてミニゲーム(ガチャガチャチャレンジ:ガチャガチャのハンドルをクリックするとモンスターが飛び出し、5種類のモンスターを揃えることができるか挑戦するゲーム)ができるようにしています。

作品にかける思い

外国語は、聞いて、口に出して、書く、ことが大切で、毎日触れることが大事です。このため、これらのことが、楽しく毎日できるようなアプリを作ってみました。最初は今習っている英語を…と思ったのですが、大好きなK-POPアイドルの人たちとも話ができるようになりたいと思い、韓国語をはじめ、いろいろな国の言葉も勉強できるような作品としました。

審査員のコメント

翻訳したい日本語を入力し、外国語を聞いて話して書く流れを一つの画面で繰り返せるため、日常的に他言語に触れ続けられる構成が魅力的です。 一定時間学習するとガチャでモンスターを集めるミニゲームに切り替わる設計により、集中と息抜きを自然に切り替えながら学べる点もよく考えられています。


優秀賞「ゴーストを倒せ!」

荻本 皓正(おぎもと・こうせい)さん|小学6年
開発ツール:Scratch

概要

ボスのゴーストを倒したら勝利のシューティングゲームです。

操作方法

「←」十字キーで左移動/「→」十字キーで右移動/「スペース」で攻撃
地球を襲撃される、またはプレイヤーのHPが0になったらゲームオーバーです。

作品にかける思い

初めて作るゲームなので自分が好きなシューティングゲームを作りました。ボスが移動したり、スコア機能で敵キャラを6体倒すとボスが出現するように工夫しました。

審査員のコメント

ボスの出現条件やゲームオーバー条件が画面上の情報で理解しやすく、はじめて遊ぶ人でも流れが分かるように作られています。 HPやスコアの仕組みを通じて進行状況と緊張感が自然に高まり、シンプルな左右移動と攻撃だけで何度も挑戦したくなる遊び方に整理されています。


OEC賞「アザラシの旅」

矢野 遥陽(やの・はるひ)さん|小学6年
開発ツール:Scratch

概要

このゲームはアザラシが向かってくる敵(おにぎり、障害物)をよけながらゴールを目指すゲームです

操作方法

aで左、wジャンプ、dが右にうごきます。

作品にかける思い

このゲームを作った理由は、これが初めて作るゲームだから、自分も好きな横スクロールのゲームをつくりたいとおもったからです。

審査員のコメント

キー操作が整理されていて、はじめて遊ぶ人でも流れがわかるように作られています。 進行に合わせて的や障害物の配置が変化し、少しずつ先へ進めるようになる難易度設定が、同じコースに何度も挑戦したくなる遊び方につながっています。


OAB賞「地獄の避けゲーwww」

岩崎 凌将(いわさき・りょうすけ)さん|小学6年
開発ツール:QUREO

概要

巨大なコックが10体いて捕まったらお肉にされて食べられてしまいます。ゴール地点はエレベーター、スポーン地点はスポーツカー、とにかくよけるのが結構難しいです。

審査員のコメント

10体の巨大なコックに追われ、捕まるとお肉にされてしまう状況から、スポーツカーのスタート地点からエレベーターのゴールへ逃げ切りを目指す独自の構成が魅力的です。 敵の数や配置がプレッシャーを徐々に高めるよう工夫されており、何度も何度も避け方を試しながら攻略手順を見つけていける、繰り返しプレイしたい作品になっています。


(写真左から)大分朝日放送 佐古 浩敏 社長/岩崎さん/石井さん/米光さん/荻本さん/矢野さん/オーイーシー 加藤 健 社長

全体の個人的な感想

受賞作品の多くがゲーム形式となっており、子どもたちが日常的にゲームに触れる機会が非常に多いことが伝わってきました。ただ、優秀賞の「簡単に学べる外国語アプリ」では学習の休憩時間にミニゲームを設置して毎日の学習へのモチベーション維持に活用するなど、ゲーミフィケーション(ゲームの仕組みやデザイン要素をゲーム以外の分野に応用すること)的な思想で創られた作品もあり、ゲーム=体験として捉えて、色々なものに活用していくセンスを感じました。

かつて「ゲームは1日1時間」として育った40代にとっては、ゲームネイティブな彼らがどのようなコンテンツやサービスを創り出していくのか……それはもう楽しみでしかありません。

受賞したみなさん、この度はおめでとうございます。
今後も大分からデジタルコンテンツを創り出してくれることを願っております。
これからも頑張ってください!

あ、そうそう。
「おおいたデジタルコンテンツアワード2025」も、絶賛作品募集中です!

ジュニア部門(小学生以下)もありますので、こちらにもご応募いただけると嬉しいです。 詳しくは下記URLにて。

https://oden.pref.oita.jp/topics/oita-digital-contents-award-2025/